iOS 11にアップデート後バッテリー異常消費の原因と有効な対策まとめ

iOS 10をiOS 11にアップデートしてから、バッテリーの減りが早くなったという報告が多いです。それは少数のユーザーで発生した問題ではありません。計50,000人のユーザーを対象として行われた測定の結果、iOS 11ではiOS 10の約2倍のスピードでバッテリーが減少していることが分かりました。

素晴らしいiOS 11機能を使っている途中、バッテリー残量がすぐに無くなることは困らせますね。本文はiOS 11バッテリー消費が異常ほど早くなる原因と可能な対策をまとめてみました。

iOS 11バッテリー消費が異常になる原因

iOSがリリースされた直後に起きがちな問題として、アップデートに伴い、Spotlight検索がインデックスを再構築していることを一因として挙げられます。大掛かりな再構築は常に行われているわけではないので、アップデートを行ってから数日もすれば元に戻ります。

他にも、iOS11がリリースされたことに伴い、インストールされたアプリが次々と自動アップデートされている可能性もあります。

iOS 11バッテリー駆動時間を長くする方法

アップデートした後、しばらく待つ

iOS 11に更新した直後、バッテリー消費が異常ほど早いと感じたなら、数日待ってみましょう。

iOSアップデートは、さまざまなメンテナンス作業を行います。Spotlightのインデックス、写真のインデックス、iCloudライブラリの更新、その他バックグラウンド処理、等々。それらのタスクをiPhoneを使用していない時に行われます。

したがって、iOSアップデート後に、iPhoneを使用していない時は充電しておくのが最適です。

低電力モードを使う

低電力モードは、メールの取得、Hey Siri、Appのバックグラウンド更新、自動ダウンロード、その他、一部のビジュアルエフェクトが削減あるいはオフになります。

ios11バッテリー2

  • 設定方法:設定 > バッテリー > 低電力モードを使う

低電力モードは、バッテリー駆動時間を延長させるのに非常に効果的な方法です。ただし、不便さも伴います。

バッテリー消費の多いアプリを調べる

バッテリーを多く使うアプリを確認しておけば、自ずと対処方法もわかるものです。

  • 設定方法:設定 > バッテリーを開き、バッテリーの使用状況で確認できます。

バッテリー消費の激しいアプリは、更新がないか確認します。

アプリの開発元はiOS 11に対応したアップデートを準備しているかもしれず、それによってバッテリー消費も改善する可能性があります。

強制再起動

バックグラウンド処理で何らかの問題がある場合、iOSデバイスを一度再起動すると改善される可能性があります。

バックグランド更新を無効にする

使用されていないアプリがバックグランドでコンテンツを更新しているかどうかを確認します。バックグランドで更新しているアプリがあれば、それをオフにしてください。

  • 確認方法:設定 > 一般 > Appのバックグラウンド更新

画面の明るさを下げる

iPhone8/8 Plus/Xでは従来の「明るさの自動調節」から、新しく「True Tone」という設定が増えました。True Toneを使うと蛍光灯下・太陽光下などで画面の明るさ・色調を自動調整してくれますが、逆に電池の消費を増やす可能性があります。

  • 設定方法:【設定】→【画面表示と明るさ】

ディスプレイのバックライトはスマホで最も電池を消費する原因の一つですので、許容できる最も暗い設定・無駄に点灯している時間を短くする設定が推奨されます。

ios11バッテリー3

  • True Toneをオフにする
  • 自動ロックをなるべく短い時間に設定する
  • 「手前に傾けてスリープ解除」をオフにする

 

GPSをオフにする

アプリによっては不要だと思われる位置情報サービスが使われている場合があります。

それをオフにすることはバッテリー消費の面だけでなく、プライバシーを保つ上でも有用です。

  • 設定方法:設定 > プライバシー > 位置情報サービス

AirDropを無効にする

普段使わないなら「受信しない」にしても問題のない機能の1つです。

  • 設定方法:設定 > 一般 > AirDrop

Bluetoothを無効にする

iOS 11ではコントロールセンターからBluetoothを完全に無効にできなくなりました。設定から行う必要があります。

必要のないときはBluetoothを無効にすることで効果あったという報告もありました。試してみる価値はあります。

  • 設定方法:【設定】→【Bluetooth】→チェックを外す

写真の自動アップロードを止める

設定方法:【設定】→【アカウントとパスワード】→ 【iCloud】→ 【写真】に進み、“iCloudフォトライブラリ”と“マイフォトストリーム”をオフにします。

ios11バッテリー1

最終手段

上記のように設定しても、iOS 11バッテリーの減りが速いままであれば、iOSのリセット、ダウングレードなども検討する必要があるかもしれません。

ただし、これらは最終段階の操作です。

「すべての設定をリセット」すれば、iOSデバイスは初期化され、工場出荷状態へ戻ってしまいます。

iOSのダウングレードはパソコンとiTunesが必要であり、面倒で時間がかかるだけでなく、前のバージョンに戻したからといって以前と同じようなパフォーマンスを得られるとも限りません。